みなさま、こんにちは。
名古屋YWCAの機関紙に掲載された「ライティング上級クラス」の受講生の記事をご紹介いたします。
名古屋市や岐阜市などの文芸祭の小説部門で最優秀や優秀賞を受賞され、英語ではHaibun Contestで入選されている受講生に短編を書くきっかけを教えてもらいました。
タダで世界旅行へ
20年ぐらい前にギリシャに全日空で旅行した時、座席前の収納袋にWINGSPANという英文機内誌ありました。めくっているとWINGSPAN Short Story Contestの最優秀作品が掲載されていました。まだ話を覚えていますが、主人公がシェクスピア愛好家で、ある時彼の家が全焼しますが、唯一燃えていなかったのはシェクスピアの本だけだったという内容でした。文末に同コンテストの応募要項があり、最優秀作品の賞品は全日空が就航している世界のどの都市へも行ける往復航空券でした。すごい! タダで世界のどこでも行ける。
以来、私は短編小説を書くことに取りつかれました。まず、日本語で短編を書こうと思い、ある文化センターで「短編を読む・書く」や「シナリオを書く」講座を受講し始めました。また、教職を退職してからは英語のショートストーリーを書くためYWCAの講座を三つ(「ライティング」「英語で読むショートストーリー」「Advanced Reading & Discussion」)をこの10年間受講してきました。
残念ながらWINGSPAN Short Story Contestは中止されましたが、私はいまだにどこかのshort story contestで入賞する夢を追っているのです。
写真:ライティング上級講師(左)、受講生(右)