みなさま、こんにちは。
名古屋YWCA英会話クラスでは、通訳クラス(初中級・中級・上級)を開講しています。
本日は、中級クラスについて機関紙に掲載された記事を転載してご紹介いたします。
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英語から様々な人々と出会い、様々な情報を知り、素晴らしい経験が出来ることは、本当に喜びであり、その喜びは私の人生の宝になっています。
ケニア無医村地域への医療活動参加のチャンスが現れたのも英語からです。
海外ボランティア活動に憧れていた私に、「アフリカ医療支援・アサンテナゴヤ」が、通訳という名目で参加を認めてくださいました。諦めていた夢が実現したのです。
ナイロビから車で6時間、赤道直下の、ガスも電気もないゲム村。現地に到着すると、医師・看護婦・薬剤師・検査員のみなさんは、長旅の疲れも感じさせず驚くほど手際よく準備に取り掛かかり、初めての私は、薬局担当として活動することになりました。
診察を受けに村の人々は遠くから歩いて来ては、あっという間に長い列となりました。恐ろしいほどの皮膚疾患の方や、マラリアでぐったりと動くこともできない痛々しい子供たちや赤ちゃんも。
日本から準備した限りある薬と器具で、歯科医師・鍼灸の治療も含め心を込めて施され、ほぼ1週間の活動。日本で忙しい毎日の医師や皆さんにとって、夏休みは貴重な、また、待ち遠しい休暇です。その夏休みを返上して、旅費の多くも自費で、無料診察に参加されます。
医師やすべてのスタッフの皆さんの真摯な姿勢からは情熱を感ぜずにはいられませんでした。
1週間の活動で、村の人々の暮らしも少しばかりは知ることが出来ました。
村の女性は10代、20代で平均5~8人という子供を持ち、15人の子供がいる50代の方もいました。
活動中、活動後と、そして今も思いを馳せるはせることは多くあります。
人生に新しいページを開いてくれる英語に感謝しながらYWCAへ通い続けます。
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