前回の英語サロンに参加された方からの感想を紹介します。————————————————————————–
2017年11月25日英語サロン報告
“What next for the British Royal Family?”
~世界が注目!イギリス王室の王位継承権~
今回のマイケル先生の英語サロンは、ちょうど11月21日にエリザベス女王が結婚70年「プラチナ婚」を迎えられたことから始まり、王室の個性豊かな人々のパーソナリティーの解説を、Monarchy(立憲君主制)と絡めながらしてくださいました。
まずは1936年在任期間わずか325日で退位した「王冠に賭けた恋」で知られるエドワード8世とウォリス・シンプソン。
その後、予期せぬ事態で王になった「英国王のスピーチ」で有名なジョージ6世の話。
イギリスでは、1215年制定されたマグナ・カルタ(大憲章)以後、君主制の政治が行われてきました。歴史的な憲法の流れの変化はありましたが、1689年権利章典の「君臨すれども統治せず」という原則から現在の立憲君主制が確立したようです。
マイケル先生は、イギリスの政治・経済学者のウォルター・バジェットが君主制擁護論として残した、
〝Do not let daylight in on the magic of Monarchy”(立憲君主制の魔力に光を入れてはならない)
という言葉を紹介してくださいました。
王室メンバーの解説で一番印象に残ったのは、
ダイアナ妃のことを“her groundedness ”という言葉を使って紹介されたことです。
文字通り、基礎・土台がしっかりしている、根差しているという意味ですが、彼女流の愛情を注いだ子育てや、エイズの子どもたちを抱いて励ます姿、普通の母親と変わらないその庶民的な姿のことを指し、“down to earth”と同じ意味でほめ言葉で使うそうです。
チャールズ皇太子は、自然食品のブランドの立ち上げ、代替医療への強い関心、また歴史的建造物の保存にも力を注いでいます。最近はカミラ夫人とともに随分と国民に受け入れられ賞賛されているそうです。
“Safe with Will and Kate, or safe with Charles and Camilla?”(王室の今後の動向は?)
という問いかけにマイケル先生自身は、
“We have to Wait and See!” で締めくくられました。
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次回の英語サロンは3月17日です。またまた興味深いテーマの講演となっています。
お楽しみに!