講演会

【子どもの発達障がいを学ぶオンライン講演会】第1回目、終了しました!

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山下直樹先生のオンライン講演会「子どもの発達障がいを学ぶ」

10月31日(土)にPart1「気になる行動」「困った行動」には意味がある ~子どもの「感覚」を理解する~を開催しました。
参加者は未就学の子どもの支援者、保育者、保護者などでした。

初のオンライン講演会で、スタッフ一同は皆さん無事にログインできるか、音はちゃんと聞こえるか、講師のパワーポイントは正常に動作するかなど、緊張しましたが、当日午前中にログインテストをしていただくなど、ほとんどの方が問題無くスタートすることができました。

講演会が始まると今までと変わりなく、楽しく充実した講義が始まりました。参加者からも、会場とは違いスライドが見やすく、一対一で講習をしている感じがしてじっくり集中することができた、という感想をいただきました。講義の後の質問では、Zoomのチャット機能を使って質問を各自でアップしていただき、それも参加者から好評でした。

・体幹が弱くフラフラしてしまう。

・ずっと抱っこしないと泣いてしまう、

・口の中が敏感で一定のもの以外は出してしまう、

・立ったままならできるがトイレで座ることができずおむつが外せない。

など、成長する一時期だけの現象かもしれないですが、どう理解して寄り添えばいいかお悩みの様子が伝わってきました。発達障がいをもつ子どもは身につくまで時間がかかるところもあり、日々の生活の中で根気のいるポイントなんだと思いました。

講師はこのような大人の日々の「困った」思いに、発達障がいの感覚の特徴を説明しつつ、感覚を養うためには食べる、寝る、遊ぶという生活リズムをしっかりと整えることが重要と丁寧に説明しました。遊びを通じて体をマッサージしていくこと。最初から体を動かせない子どもはまずは歩くこと。土の上、でこぼこの道を歩くことなど、強制せずに楽しくできる方法の紹介がありました。

次回は11月14日(土)「ほめ上手、伝え上手になるヒント」です。子どもの言動についカッとなってしまったり、イライラしてしまいますが、子どもの発達を理解して、効果的に伝え、ほめるためのヒントについて考えたいと思います。

今年度の山下講演会はあと2回だけですので、ご興味のある方はこちらから是非ご参加ください。https://nagoyaywcakodomo2020.peatix.com/view

<参加者アンケートより>

  • 「今回の講演会で、子どもの五感の中の2つの感覚を詳しく学ぶことができた。今回の講演を踏まえ今後もしっかりと子供と向き合い保育していきたい。」
  • 「初めてのzoomでの講演会でしたのできちんと繋がるか不安でしたが、山下先生や関係者の皆様の丁寧なご説明があり安心して受講することが出来ました。また、内容も2時間あっという間で全部分かりやすく納得できるもので暇な時間がないくらい集中して聞くことが出来ました。山下先生の顔を見ながら聞くことが出来たのでまるで本当に目の前にいるような臨場感がありました。他の参加者の様子を見ながらだったので一人ではなく一体感がありました。内容も今までは困難=困ったこととマイナスに捉えていましたが、山下先生の視点が全く違っていてプラスの衝撃を受けました。困ったことは家庭の在り方やその子の気質に課題があることに重点を置いて考えていましたが、そうではなくあるがままの目の前の子を受け入れてどうこちら側が支援していくかが大事だと思いました。講演会に参加して本当に良かったと思いました。明日からの保育が楽しくなりました。沢山の学びをありがとうございました。次回もまたよろしくお願い致します。」
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