今週末は山下直樹先生の講演会「発達障がいを学ぶ」シリーズの3回目です。
テーマは「発達の気になる子のこころと体を育てる『わらべうた・遊びの秘密』」です。
子どもは遊びを通して思考力、コミュニケーション力、運動感覚などを育てていきます。発達の気になる子の成長にとって、遊びはとても大切です。療育的な視点を理解しながら、体験を通して学びます。
当日参加もOKです。ご参加お待ちしております。
日時：12月16日（土）13：30～15：30
参加費：1300円
場所：名古屋YWCA 2Fホール
申込み：お電話ください（052-961-7707）
先日開催された2回目（11月25日）のテーマは「ほめ上手、伝え上手になるヒント」でした。
＊ 発達障がいのある子どもの特徴
＊「ほめる」「伝える」ワークシートに取り組もう
＊ 怒りの感情への理解と対処を学ぼう
＊ まとめと質疑＆応答
という内容でした。「ほめる」「伝える」ワークシートは、具体的な場面でどう声をかけるのか、どう伝えるのかを考えました。
また、子どもが乱暴な言動することをどうとらえるのか、子どもによるコミュニケーションが困難な子どもへの支援の方向性などを学びました。
ほめ上手、伝え上手になるヒントとしては、「ほめる時は行動を具体的にほめる。皮肉や、批判など余計なつけたしはなし」「叱る（注意する）とは伝える事である。感情をぶつけるのではなく、何をどうすればよいのか伝えること」「してほしくない行動はどうすればいいのか」等、子どもに関わる上で大切なことがわかりました。
講師プロフィール
東京YMCA発達支援室心理士、幼稚園、小中学校の保育カウンセラー、スクールカウンセラーを経て現在、名古屋短期大学保育科准教授。著書に「気になる子どもとシュタイナーの治療教育」「もし、あなたが、その子だったら」（ほんの木）育児雑誌「月刊クーヨン」（クレヨンハウス）にて、「『気になる子』のためのわらべうた」を連載中
